はじめに:AT留学とトビタテの関係
「アスレチックトレーナー(AT)としてアメリカに留学したい」
そんな夢を実現するために、トビタテ!留学JAPANはとても心強い制度です。
https://tobitate-mext.jasso.go.jp
実際、BridgeShiftでも過去にAT留学でトビタテに採用された実績がありますが、
その中でも合否を大きく左右するのが、“自分の熱意と計画”をいかに伝えるかということ。
この記事では、AT志望者の視点から、トビタテ面接・ディスカッションを突破するための5つの対策ポイントを紹介します。
対策ポイント①:専門分野を「高校生にも伝わる言葉」で話す
ATやスポーツ医学の内容を話すとき、専門用語が多すぎると伝わりません。
例:
❌「エビデンスベースのアプローチでACL再建術後の…」
⭕「ケガをした選手が、安全に早く復帰できるようサポートする仕事です」
面接官やグループディスカッションの参加者は、医療系の専門家とは限りません。
中高生でも理解できる表現で、自分の活動を説明できるように練習しておきましょう。
対策ポイント②:「なぜアメリカ?」の答えを具体化する
高確率で聞かれるのが、「なぜアメリカを選んだのですか?」という質問です。
この質問に対しては、自分の目標と“アメリカでしか得られない経験”を結びつけて説明することがポイントです。
例:
- 「ATが国家資格として制度化されている国だから」
- 「Division Iレベルの大学スポーツ現場に参加したい」
- 「英語で医療現場に立つ経験が将来のキャリアに直結する」
漠然と「海外の最先端を学びたい」だけでは不十分です。
対策ポイント③:現地での活動スケジュールを用意する
多くのAT志望者は、Observation(見学)やボランティア、インターンなどの活動を予定しているはずです。
そこで重要なのが:
- どこで活動するのか(大学・施設名)
- 1日の過ごし方(活動内容)
- 週ごとのスケジュールの見える化
できれば パワーポイントや資料 にまとめておくと、視覚的にもわかりやすく信頼感が高まります。
対策ポイント④:「将来どう活かすか」を明確に語ろう
トビタテが最も重視するのは、「留学後に日本社会へ還元できるか」という視点です。
「将来、どんな場所で・誰のために・どんな役割を果たしたいか」まで語れるようにしておくと面接官の印象に残ります。
例:
- 「高校部活動の現場にATの考えを導入したい」
- 「英語ができるスポーツ医療人材として国際大会で働きたい」
- 「日本のAT制度に足りない視点を学び、広めたい」
対策ポイント⑤:緊張よりも「対話」を意識する
トビタテの面接は、「落とすための面接」というより、一緒に考えていく対話型の場です。
そのため、事前にロールプレイ(模擬面接)を行うことで、自然体で話せるようになります。
BridgeShiftでは、AT志望者向けの模擬面接サポートも行っていますので、ぜひ活用してみてください。。
まとめ|AT留学の想いを“伝わる形”にする
トビタテに採用されるためには、「熱意がある」だけでは足りません。
“伝わる”ように準備を整えることが、結果的に自分のやりたいことの説得力につながります。
ATを目指すあなたが、本気で変わりたいと思ったとき、トビタテはその背中を押してくれる最高の制度です。
📩 ご相談・面接練習の依頼は [こちら](←問い合わせリンク)からどうぞ。
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